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毎日無表情

常にフラットな気持ち

フィンランドで寝台列車の旅【サンタクロースエクスプレス】

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トナカイと遊んでトナカイを食べた日の夜は寝台列車に乗って、大都会ヘルシンキに戻った。

jun-53a-t.hatenablog.com

旅行-2016夏 フィンランド・チェコ カテゴリーの記事一覧 - 毎日無表情

夕日に照らされて夜9時に出発

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夜9時が近付いてもまだまだ明るいロヴァニエミ。

駅には寝台列車サンタクロースエクスプレスを待つ人でいっぱい。

というか、サンタクロースエクスプレス以外の列車はほとんどこない。

 

2014年に乗った時は乗客のほとんどが欧米系だったのが、2016年にもなると中国人だらけになっていた。2年でここまで変わるものかと驚いた。

(ちなみに、上と下の2枚の写真は2014年に撮ったもの。)

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 列車は全車両が2階建でとてもでかい。たぶん日本で走らせようと思ってもトンネルに引っかかるだろうな。

このでかさが広々とした室内を実現させている。

2段ベッド、シャワー・トイレ付きのお部屋

この列車の席はは大きく3つに分けられる。

個室寝台、6人コンパートメント簡易寝台、座席の3種類。

今回予約したのは個室寝台。個室でもシャワートイレの有無を指定できるようになっていて、シャワートイレ有りの部屋にした。

2階建て車両の2階に部屋がある。

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個室の奥から入口方向を撮った。

奥の大きな鏡がドアになっていて、個室の外に出られる。右側に2段ベッド。

左のカバンを掛けている奥にシャワー・トイレの扉がある。

部屋で立ち歩いても頭上の心配がいらないくらい、天井は高い

 

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入口側から撮った写真。窓が1つ有って、その側に1人掛けのイスとミニテーブル。

このテーブルは財布やチケットなどを置くのに適している。ノートパソコンを置くには少し小さい。7インチタブレットなら十分。

 

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ベッド。

身長173センチ、極ヤセ体型の自分が寝るのには充分すぎる大きさ。比較的大きなフィンランド人に合わせて作られているから大きいらしい。

 

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枕。日本では見られないデザイン。低すぎず、高すぎず、丁度いい枕。

 

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ベッドの枕元にはアラーム、ラジオ、コンセント、ペットボトルホルダーがある。

このお水はサービスとして初めから置いてあったもの。安心して飲める普通のお水

 

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部屋のシャワー室。洗面台の右にトイレがある。

シャワーはこの鏡の奥。この鏡、可動式になっていて、トイレ側に扉のように動く。するとシャワーが使えるというもの。

日本にあった寝台車のシャワーみたいに、水・お湯の量に制限があるものではない。浴び放題!!

 

列車の中を歩いて

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部屋のを出るとこんな通路。

天井は高く、スーツケースも余裕で転がせる幅。

ところどころイスもある。

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食堂車に向かって歩いていると、こんなガランとした車両。

自転車や貨物を載せる車両だった。

 

ヨーロッパ列車旅の醍醐味!☆食・堂・車☆

日本の列車も好きだけど、ヨーロッパの列車はもっと好き。

なぜなら食堂車があるから!!

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サンタクロースエクスプレスの食堂車は1両まるごと使っている。

1階にレジと座席。2階はすべて座席にしている。誰でも使えるスペースで、指定券を持っていないと思われる乗客が寝るために来ていたりした。

 

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レジは狭いが、あらゆる飲食物が並べられている。

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2016年8月のメニュー。英語も書かれているので安心。

 

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2階の窓に面したカウンター席でホットドッグを食べた。

レジで注文したら「できたら持っていくから座っといて」と言われて、待っているとおばちゃんが持ってきてくれる仕組みだった。

 

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夜10字時を過ぎてもまだ明るいフィンランドを眺めながら食べるホットドッグはとても美味しい。たぶん、普通のお店でこのホットドッグを食べたらここまで美味しくはならない。

流れる景色を見ながら食べるから美味しいのだ。

 

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お皿はイッタラ

 

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ちなみに2014年に乗ったときは古いタイプの食堂車両だった。2階建てでもなく、ちょっと暗めの照明。席は少なかったけど、雰囲気は良かった。昔ながらのヨーロッパ列車とでもいった感じ。

サンタクロースエクスプレスは1日に1往復しているから、もしかしたらまだ古いタイプも残っているのかもしれない。知っている人がいたら教えてください。

白んだ夜空の下で 

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食堂車から戻ってシャワーを浴びると23時過ぎ。

妻は先に上のベッドで寝てしまった。せっかくの寝台列車なのに、早々と寝るのはもったいないと思い、ベッドから車窓を眺めていた。

出発した頃よりは暗くなったけど、まだ向こうの方の空は白い。「まだ寝るべきでは無いな。」と思って部屋を出た。

 

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また来てしまった食堂車。

フィンランドの熊ビールを頂いた。0時が近づいて人が少ない食堂車で、旅の思い出をメモに書き連ねる。レールのガタンゴトンという音しか聞こえない静かさ。ときどき停車はしてもアナウンスも全くない。列車という空間を最大限に味わっている感覚に陥る。

 

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ビールを飲み終わって部屋に戻ってもまだ白んだ空。ここでようやく寝る。

朝日の輝く車窓を見ながらモーニングコーヒー

すぐに目が覚めた。朝6時。

着替えて部屋を出る。また食堂車に向かった。

こうやって書き出すと食堂車に行き過ぎている自分がおかしく思えてきた。

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朝食セット。

コーヒー、チーズサンド、オレンジジュース。8ユーロ。

味は普通。列車で食べるのが良い。

食べているとあっという間にヘルシンキに着いた。

終点に着いてもアナウンスはない。降りていいのか迷うくらい。

 

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肌寒いヘルシンキ駅に降り立つ。

大きなスーツケースを押す中国人だらけの光景に、中国に来たんじゃないかと思った。

この旅でも大きな楽しみだった寝台列車の時間が終わったことに少し寂しさも感じる。

日本の寝台列車もかなり少なくなり、次はいつ乗れるのかという思いも。

「日本でサンライズエクスプレスに乗るか、またヨーロッパに来るしかないな。」と考えながらヘルシンキ駅を出てホテルに向かった。

参考になった書籍